LinkPMS 0.5 (2005.10.30)

1 LinkPMS とは?


LinkPlayer 用の Music Server です。
以下の特徴があります。

・起動するとフォルダ一覧が表示される。
・フォルダを選択するだけで、そのフォルダの音楽ファイルが再生される。
・フォルダ一覧は最近再生した順に並ぶ。
・途中で停止したフォルダを再度再生すると、停止した曲から開始する。
・数字入力でもフォルダを指定可能。その時はフォルダ頭からの再生する。

2 使ってみよう


linkpms.rb にメディアファイルの置き場所を指定して起動します。

% ruby linkpms.rb /var/wizd/


LinkPlayer にて、ロンイン先を新規に作成して以下を設定します。

	パソコン名 : (任意の名称)
	パソコンIP : (サーバのIPアドレス):8001

例)
	パソコン名 : LinkPMS
	パソコンIP : 192.168.0.2:8001

LinkPlayer で作成したサーバを選択し、フォルダ一覧が表示されれば成功です。
フォルダを選択して決定ボタンでそのフォルダにある音楽ファイルが再生されます。

音楽ファイルが再生されない場合はサーバ名を指定して起動してください。

% ruby linkpms.rb --server 192.168.0.2 /var/wizd/

3 設定


以下のコマンドを実行し、作成された ~/.linkpms/config または
c:\Documents and Settings\username\Application Data\LinkPMS\config を
必要に応じて編集します。

% linkpms.rb --dump-config 1

例)

{
  :client_code    => "CP932",
  :daemon         => true,
  :document_root  => "/var/wizd/",
  :history_file   => "/home/ari/.linkpms/history",
  :id3tag_codes   => ["CP932", "UTF-8"],
  :log_file       => "/home/ari/.linkpms/linkpms.log",
  :port           => 8001,
  :server_code    => "UTF-8",
  :server_name    => "192.168.0.2",
  :skin_directory => "/home/ari/.linkpms/skin",
}


以下に設定可能な値を記します。括弧内はデフォルト値です。
デフォルト値の ${user_folder} は以下を表します。
 (1) 環境変数 HOME が定義されている場合は、~/.linkpms/
 (2) Win32 では一般に以下のフォルダ。
     %SystemDrive%:\Documents and Settings\username\Application Data\LinkPMS\
 (3) カレントフォルダ

3.1 :client_code (CP932 または SHIFT_JIS)


LinkPlayer の文字コードを指定します。
:server_code によって CP932 か SHIFT_JIS を設定します。

	:server_code	:client_code
	----------------------------------
	CP932		CP932
	SHIFT_JIS	SHIFT_JIS
	EUC-JP		SHIFT_JIS

上記以外の場合は適宜設定してください。
:document_root にて以下のコマンドを実行し、エラーが発生しなければ大丈夫です。

% env LANG=C ls -R (:document_rootの指定値) | iconv -f (:server_codeの指定値) -t (:client_codeの指定値)

どちらでもエラーとなる場合は、CP932 としてください。

3.2 :daemon (false)


daemon として動かすかどうかを指定します。
Windows では必ず false を指定します。

3.3 :document_root (.)


メディアファイルの置き場所を指定します。

3.4 :history_file (${user_folder}/history)


履歴ファイルを指定します。

3.5 :id3tag_codes (["CP932", "UTF-8"])


MP3に記録されている ID3Tag の文字コードを指定します。

3.6 :log_file (${user_folder}/linkpms.log)


ログファイルを指定します。daemon モード時のみ有効です。

3.7 :port (8001)


サーバのポートを指定します。

3.8 :server_code (UTF-8 または CP932 または環境変数 LANG 等に依存)


サーバのファイル名の文字コードを指定します。

3.9 :server_name


サーバ名を指定します。

3.10 :skin_directory (${user_folder}/skin または nil)


Skin の置き場所を指定します。

4 MP3 対応


MP3 の ID3 タグを表示するには id3.rb が必要です。
以下からダウンロードしてインストールしてください。
http://www.unixgods.org/~tilo/Ruby/

5 スライドショー


再生時に以下の順にフォルダを検索して、最初に見付かったフォルダにある
JPEG 画像をスライド表示します。

(1) 再生対象フォルダ/slide/
(2) skinフォルダ/slide/
(3) document_rootフォルダ/slide/

6 Skin


Skin を利用するには、config の :skin_directory に指定したディレクトリに
以下のファイルを置いてください。

  head.html
  line_music.html
  tail.html

また skin フォルダに置いたファイルは /skin/ でアクセスできます。

6.1 置換文字列


link_music.html ファイル中の以下の文字列は置換されます。

<!--LINKPMS_INSERT_LINE_FILE_NAME-->
フォルダ名に置換されます。

<!--LINKPMS_INSERT_LINE_FILE_LINK-->
フォルダ名を URL エンコードしたものに置換されます。

<!--LINKPMS_INSERT_LINE_BASE_URI-->
"http://${server_name}:${port}/" に置換されます。

<!--LINKPMS_INSERT_LINE_TVID-->
TVID (数値)に置換されます。

7 動作環境


以下の環境で動作確認は行っています。

 - ruby 1.8.2 (1.8.2 以上が必要)
 - Debian/GNU Linux (etch)
 - Microsoft Windows XP
 - AVeL LinkPlayer  AVLP2/DVDG

これ以外の環境で動作したらぜひご報告ください。

8 TODO


・Skin 機能の充実

9 THANKS


wizd の作者の方々に感謝します。いろいろと参考にさせていただきました。

gonzui 作者の高林さんに感謝します。WEBrick の使い方やオプション周りを
参考にさせていただきました。

10 作者


有沢 明宏  <ari at nijino.com>